幼小部 バス遠足

 

 11月6日に、幼小部の8人でウッディパル余呉にバス遠足に行きました。天気もよく、山の木々が赤や黄に紅葉していて、とてもきれいでした。幼稚部は、山道を歩いて落ち葉やどんぐり、まつぼっくりを拾ったり、遊具で遊んだりして、自然の中で秋を感じる活動をしました。小学部は、ポプリ作り、蚊取り線香作り、ブレスレット作りとそれぞれの体験を楽しみました。秋の自然をたくさん感じられ楽しい一日でした。


 



令和7年度 文化祭

 

 第64回文化祭を「今を楽しもう!心きらめく文化祭」のテーマのもとに開催しました。たくさんの方が来場してくださり、にぎやかな文化祭となりました。

 幼小部
 幼稚部は「おゆうぎはっぴょう」、小学部は「はらぺこあおむし~盲学校バージョン~」をステージで発表しました。
 幼稚部はダンスやうたでかわいらしく、元気に盛り上げました。小学部はみんながあおむしになり、楽しく演技しました。セリフの中に英語を交えて発表しました。

 中高部
 「滋賀盲ワールドツアー」を発表しました。今年行われた万博をテーマとして、様々な国の紹介や、高3の修学旅行の様子をとりいれた発表でした。劇あり、笑いあり、ダンスあり・・・見どころ満載で、楽しい旅気分になる発表でした。

 理療科
 理療科はクイックマッサージをお昼休みにしました。たくさんの希望者があり、抽選となりました。施術は、緊張しつつも日頃の実技の成果を発揮することができました。
 オープニングでは、アンパンマンのキャラクター人形を使った寸劇と合奏がありました。演じた生徒たちも、会場も、笑顔で大変盛り上がりました。

 



寄宿舎 焼きいも会

 

  11月12日(水)に、寄宿舎で『焼いも会』を行いました。
 さつまいもは、春に苗を買いに行って植え、水やりを頑張って収穫したものです。事前に舎生が洗って、適当な大きさに切り、塩水につけました(おいしくなるそうです)。
 当日はバーべキューコンロを置き、炭火で焼きました。理療科生や、通学生も参加し、みんなでおいしくできた焼きいもをいただきました。手触りだけで何が入っているかを当てる『箱の中身は?ゲーム』も行い、手触りで箱の中身を想像し、松ぼっくりやドライヤーなどを当てて楽しみました。初めて寄宿舎に来てくれた幼稚部生は、理療科生としゃべったり、歌に合わせて踊ったり、いつもと違う雰囲気のなか、おいしく、楽しく過ごしました。

 


令和7年度 点字競技会

 

 今年も例年のように校内点字競技会を開催しました。今年度は、日本点字制定記念日(11月1日)よりも
4日遅い11月5日(水)の実施となりました。

 最初に点字の歴史について話をしました。今年は、ルイ・ブライユが考案した6点点字が日本に伝わってから、
日本の点字表記が制定されるまでのことを中心に話をしました。日本点字の父とされる石川倉治に関わった人物のことや、
石川倉治が突き当たった大きな壁、倉治の苦悩などについても触れました。日本の点字が生まれるまでに、多くの人々の
試行錯誤の積み重ねがあったのだということがわかる内容でした。
 次に全体会場で体験コース、競技コース全員で、め書き競技を行いました。皆一生懸命め書き競技に取り組んでいました。
中には力が入りすぎて腕の筋肉がパンパンに張ってしまった生徒もいました。
 め書き競技の後は、競技コースと体験コースに分かれて行いました。競技コースでは、五十音の書き取り、
文章の朗読を聴きながら点字に書き取る聴写競技、点字および拡大文字の文章を読みながら点字で書き写す転写競技、
点字で書かれた文章をどこまで読めるかを競う触読競技が行われました。
 競技に参加した生徒は、普段の授業の様子とは違い、とても緊張感があり、一文字でも多くの点を打とうとする姿勢、
一文字でも多くの文字を触読しようとする姿勢が見られました。その真剣に取り組む様子が良かったです。
まず最初に、点字の一覧表を参考に、50音の打ち方を一つ一つ確認しながら練習していました。
普段点字を使用していない生徒は、1年生の時に一度は点字の経験をしていますが、忘れている生徒もおり、
点字に触れる貴重な機会となりました。

 

寄宿舎 お月見会

 

 10月27日(月)に遅ればせながら、寄宿舎で『お月見会』を行いました。
事前に月やうさぎを作ったり、全校に短冊を配り、願い事を書いてもらって(豊作を祈るだけではなく、
個々の願い事をしたり、縄で引っ張り相撲をする地域があるそうです)、それらとススキや季節の野菜を飾りました。
当日は、寄宿舎生に加え、通学生の幼稚部生・小学部生の参加もあり、とても賑やかでした。
お団子をつくったり、引っ張り相撲をしたり、おやつにあられを食べたり。秋を感じながら、みんなで楽しく過ごしました。

 

 

障スポ学校宣伝ブースについて

 

 10月25日(土)~27日(月)の期間に、滋賀県で開催された「全国障害者スポーツ大会」に合わせて、
本校ではメイン会場となる平和堂HATOスタジアムに学校宣伝ブースを出店しました。最終日となる27日には、
中学部と高等部の生徒が作業学習で制作した封筒、ポチ袋、手提げ袋を販売しました。
 これらは点字新聞の古紙を再利用したもので、100セットを用意しましたが4時間ほどで完売しました。
この日は同会場で閉会式が行われることもあり、全国各地の選手団の方々が本校の宣伝ブースに来られ、
中には障スポに出場された他府県の盲学校の生徒さんや引率の先生方もお見えになり、貴重な交流の場にもなりました。

 

 

 

 

令和7年度 滋賀県学校歯科保健優良校表彰について

 

 令和7年10月16日に、「令和7年度 滋賀県学校歯科保健優良校」の表彰式があり、
滋賀県歯科医師会の審査の結果、本校は「特別支援学校奨励校」として表彰されました。優秀賞、奨励賞が
授与されるこの審査では、幼稚園3園、小学校3校、中学校2校、特別支援学校3校選出されました。


 本校の普段の取り組みが評価された結果ですが、これをきっかけに、幼児児童生徒のみなさんがより一層、
歯の健康や歯磨きに興味や関心を持ってくれることを願っています。

 

天皇皇后両陛下ご訪問について

 

 令和7年9月29日(月)、滋賀県で開催されている「わたSHIGA輝く国スポ」の開会式に御列席のため、
来県されている天皇皇后両陛下が本校を御訪問されました。


 学校説明の後、中学部の社会科の授業や中学部高等部合同クラスの作業学習を御見学されました。
いずれの御見学の際にも生徒たちに多くの御質問や励ましなどの言葉をかけていただきました。
中でも中学部の授業の際には、「パーキンスブレイラー」に御興味を持たれ、生徒に対しても天皇陛下から
「パーキンスブレイラーはいつごろから使っていますか?」や皇后陛下からも
「点字はいつごろから勉強されていますか?」などと御質問されていました。


 見学の後半では、本校卒業生が会長を務める「滋賀県盲導犬使用者の会 びわこハーネスの会」の
方々と交流をされました。


 天候が心配されましたが、両陛下をお迎えするころには秋晴れとなり、
創立117年目を迎える本校にとって、記憶に残る最良の日となりました。

 

 

 

陶芸 野焼き体験

 

 10月1日(水)、陶芸の野焼き体験をしました。


 当日は国立民族学博物館の広瀬浩二郎先生と福井県立盲学校の美術の先生にもお越しいただき、
野焼きの火を囲みながら、1日かけて作品を焼き上げました。

 生徒たちはマッチを使って火をつけたり、薪をくべたりと、炎の熱さや煙の煙たさ、
パチパチと薪が爆ぜる音を感じ、さらにはその火を使って焼いた焼き芋を堪能するなど、
普段の授業とは違った体験をすることができました。

 

 

寄宿舎 七夕の集い

 

 7月7日(月)に寄宿舎で、「七夕の集い」を行いました。参加者は舎生だけでなく、幼小部の児童とそのご家族も
参加していただき、とても賑やかな七夕の集いとなりました。

 七夕の集いに向けて、まず始めに皆で短冊になる紙を作りました。半紙に絵の具で色を付け、色とりどりの
きれいな短冊が出来上がりました。そして、その短冊を、教師や生徒に配り、願い事を書いてもらいました。
次は、飾りつけです。短冊だけでなく、天の川やスイカなどの笹飾りもみんなでつるしました。

 そしていよいよ七夕の集いの日。七夕のいわれについての話を聞いた後、短冊に書いてもらった願い事がかなうように、
みんなで好きな楽器を使ってきらきら星を演奏しました。
 七夕には、豊作を願って相撲を神事としてするところもあるようで、寄宿舎でも、春に植えたサツマイモや、
ミニトマトがいっぱいできることを願って相撲をしました。引っ張り相撲は熱い戦いの連続で、非常に盛り上がりました。

 

 

 

近畿盲学校弁論大会

 

 第62回 近畿盲学校弁論大会 奈良大会 6.19

今年度の近畿盲学校弁論大会は、奈良県立盲学校主管で開催されました。近畿9校から16名の弁士が集い、
それぞれ自分の思いや考えを力強く発表していました。

本校からは、専攻科保健理療科1年の黄金﨑隼人さんが出場し、「私の盲学校との出会い」の演題のもと、
練習の成果を発揮し、聴衆に向けて発表しました。

結果は、個人の部優勝が和歌山県立和歌山盲学校の方で、10月に岐阜県立盲学校で行われる全国盲学校弁論大会へ
近畿代表として出場されます。

 

 

高等部 修学旅行

 

 東京・横浜方面へ3泊4日で、高等部修学旅行に行ってきました。

横浜中華街では、肉まん・餃子作り体験をしました。

ディズニーランドでは、色々なアトラクションを体験でき、ミッキーと写真も撮れました。

浅草では、たい焼き作り体験をして、浅草寺に行きました。

学校では、体験できないことをたくさん体験できた、貴重な4日間となりました。

 

 


幼小部 親子運動会

 

 6月6日(金)に幼小部親子運動会を開催しました。幼稚部3名、小学部5名、そしてたくさんの保護者の皆様に

参加していただき、にぎやかな親子運動会となりました。

 今年度は全員がかけっこや円周走とサーキットに取り組みました。集団演技では「ルージュの伝言」に合わせて、

かわいいダンスを踊りました。有志の保護者の方には、体験円周走をしていただきました。

親子種目では、保護者の方と一緒にダンボールのバスに乗って、届け物を配達しました。

 たくさんの拍手をもらった子どもたちがとても輝いた行事となりました。

 

 


ホールの子

 

 5月30日(金)、小学部4年生3人、中高1・2組3人の計6人が滋賀県の事業「びわ湖ホール音楽会へ出かけよう」に

参加しました。クラシックの曲は、静かに聞き入っている様子が見られました。また、「翼をください」「ドレミの歌」

「ラデツキー行進曲」といった参加型の曲は一緒に歌ったり手拍子したりして、みんな楽しく演奏を聴くことができました。

「また行きたい」という声もあり、充実した音楽会になりました。

 

 


しが盲全校交流会

 

 5月26日(月)に『しが盲全校交流会』を行いました。3時間目に、全校幼児児童生徒が一堂に会し、ボール運びゲームや

じゃんけん列車で盛り上がった後、全員でジェンカを元気いっぱいに踊りました。学部を越えて関わる機会が少ない仲間とも

ふれ合うことができ、互いの意外な一面を知る貴重な時間となりました。

 4時間目には中学部・高等部・理療科の生徒でモルックに挑戦し、声をかけ合いながら作戦を立てるなど、協力しながら楽しむ

姿が見られました。笑顔あふれる思い出に残る交流会となりました。 

 

 

 


校内弁論大会

 

 今年度は新たに弁論部門に参加する生徒もおり、10名で近畿盲学校弁論大会の出場を競うこととなりました。

弁論の内容は、視覚障害になってからの経験談や人生の教訓、社会について思うことなど多様でした。結果は、高等部

専攻科保健理療科の生徒が優勝、第2位が中学部の生徒となりました。

 参加者の弁論を聞くことで、様々な考え方や社会経験を知ることができ、生徒一人ひとりがいろいろな感想を持つことが

できた良い機会となりました。

 


 

寄宿舎 新入舎生歓迎会

 

 4月8日(火)、寄宿舎に理療科の新入舎生1名を迎え、歓迎会を行いました。寄宿舎には、人数は少ないですが、

小学部4年生から60代の理療科生までの幅広い舎生がいます。それぞれ自己紹介をして、寄宿舎生活をスタートさせました。

歓迎会が終わった後も、新入舎生を含めた理療科生たちは、なぜ盲学校に来たのか等、話しに花が咲いていました。

新しい場所での生活ということで、それまで少し緊張されていたようですが、リラックスした様子を見せていました。

これから授業や行事等が始まりますが、よい学校生活を過ごしてほしいです。


 

2025年度 幼稚部入学式

 

 4月14日(月)に幼稚部の入学式を行い、3歳児1名が滋賀盲に新しく仲間入りしてくれました。

幼小部のお兄さんお姉さんからあたたかいお祝いの言葉とプレゼントをもらいました。入学おめでとうございます!

2025年度 小学部・高等部入学式

 

   4月8日(火)に、満開のさくらの下、令和7年度小学部・高等部入学式を挙行しました。今年度は小学部1名、

  高等部普通科1名、高等部専攻科保健理療科1名、高等部専攻科理療科1名の計4名の新入生が、校長先生から入学

  許可と共に「いま述べた抱負を忘れずに頑張ってください」との激励を受け、本校の一員として迎え入れられました。

   新入生の紹介では、それぞれがこれからの学校生活へ向けての抱負を、在校生からは、生徒会長が歓迎の挨拶を述べました。

  少人数ながらもアットホームな雰囲気の式を終え、いよいよ令和7年度のスタートです!