高等部保健理療科・専攻科保健理療科・専攻科理療科

 


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盲学校の職業課程は、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師になるための学科と実技を学びます。
 卒業すると、国家試験の受験資格が取得できます。

【 職業課程 】
 本校には以下の3つの課程があります。
 ○高等部保健理療科
  中学校を卒業した生徒が対象。高等学校の卒業資格・あん摩マッサージ指圧師国家試験の受験資格を取得。
 ○高等部専攻科保健理療科
  高等学校を卒業した生徒が対象。あん摩マッサージ指圧師国家試験の受験資格を取得。
 ○高等部専攻科理療科
  高等学校を卒業した生徒が対象。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師国家試験の受験資格を取得。

【 対象・年齢 】
 18歳から60歳を超える幅広い年齢の方が学ばれています

【 年間行事 】
 特別養護老人ホームやデイ・サービスなどの校外臨床実習や解剖実習見学、職場見学など。

【 進  路 】 
 施術所の開業(自営)や施術所(治療院)、整骨院、高齢者施設(機能訓練指導員)、病院(リハビリ)、一般企業(ヘルスキーパー)に就職。

【3年間のおおまかな流れ】 
 1日6限(50分授業)の授業(学科、実技、外来実習)で、朝は8時35分登校で、15時20分が6限終了です。
 昼は、給食があり、幼稚部から理療科(職業科)の生徒まで一緒にランチルームで昼食を摂ります。
 通常の中学・高校と同じように、春休み・夏休み・冬休みがあります。
 1学年では解剖学、生理学、東洋医学など人体の構造や機能、東洋医学の基礎、あん摩・はり・きゅうの基礎的な技術を学びます。
 2学年では病理学、臨床医学など病気の概要や診察の進め方、経穴(ツボ)、指圧、マッサージ実技、はり・きゅう実技、外来実習(地域の患者さんを施術する)に出るために必要な知識・実技を学びます。
 3学年ではリハビリ、臨床論、あはき理論、法規について学び、外来実習で地域の患者さんを実際に施術します。
 又、特別養護老人ホームやデイ・サービス、企業マッサージなどの校外臨床実習や解剖実習見学、職場見学などを毎年実施しています。

【あん摩マッサージ指圧とは】

 東洋医学の考え方に基づき、発展してきたあん摩術は、衣服の上から揉(も)み・捏(こね)ねる手技をメインとし、主に筋肉の硬さをほぐし血液循環を改善させる効果があり、江戸時代にその隆盛を極めます。 身体の変調(疲労、肩こり、頭痛、めまい、不眠、神経過敏、食欲不振、便秘、腰痛など)を整え、健康の維持増進を図ります。
 マッサージは滑剤(オイルやパウダーなど)を用い皮膚に直接行います。 擦(さす)る手技をメインとし、主にリンパの流れを促進させる効果があります。
 指圧は衣服の上から行います。
 ツボなどのポイントに対して圧を加え、主に親指や手のひらを使い、押圧刺激による反射作用で、筋肉や神経などの調整を行います。 この独特な手技は、海外でも知られるようになり、現在では「Shiatsu」として世界的に浸透しつつあります。
 あん摩は古代中国におこり日本に渡来し、マッサージはヨーロッパにおこり体系化された施術です。指圧は古法あん摩、導引、柔道の技法を合わせ、大正初期にアメリカの整体施術の理論と手技を取り入れて体系化されたものです。

あん摩実技


【 はり(鍼)とは 】
 鍼とは、一定の方式に従い、身体表面の一定部位に接触または刺入し、生体に一定の機械的刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健および疾病の予防または治療に広く応用する施術です。
 使い捨てのディスポ鍼も普及しており、本校も授業や臨床実習でディスポ鍼を使用しています。
 感染症のリスクはありませんので安心です。



はり実技



【 きゅう(灸)とは 】
 灸とは、一定の方式に従い、艾(もぐさ)を燃焼させ、またはこれに代わる物質を用いて、身体表面の一定部位に温熱的刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健および疾病の予防または治療に広く応用する施術です。

 鍼灸は今から二千年以上前に、古代の中国で誕生し、日本には6世紀の初めに渡来したといわれています。

きゅう実技


【 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師とは 】
 「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(昭和22年法律217号)に基づく資格であり、医療系の国家資格の一つです。
 あん摩・マッサージ・指圧、はり、きゅうの名称と手技は国家資格が無いと行うことができません。