中学部卒業証書授与式 2023.3.10

 3月10日に、中学部2名の卒業証書授与式が行われました。卒業証書を受け取った後、在校生の友だちから贈る言葉を聞き、思い出発表をしました。思い出発表では、文化祭や修学旅行など、がんばったことや楽しかったことについて2人で振り返りながら、堂々と発表しました。最後は、文化祭の思い出の曲をBGMに、たくさんの人からお祝いの言葉を受けながら元気いっぱい退場しました。

 ステージ上に飾られた「友(とも)」は、卒業生の2人が書いたものです。小学部からの9年間、ずっと一緒に歩んできた思い出を表しました。友だちとの思い出を胸に、新しいステージでもがんばってほしいと思います。

 

 


高等部卒業証書・修了証書授与式 2023.3.3

 3月3日に、高等部普通科3名、専攻科保健理療科1名、計4名の高等部卒業証書および修了証書授与式が行われました。卒業生代表の答辞では、新型コロナウイルス感染症の影響で日常が失われ、「当たり前」について考えた3年間であったという言葉が聞かれました。しかし、制限の中でも築くことができた学友との思い出や、その中だからこそ得られたことについて立派に発表する姿が見られました。
 それぞれの新しい道へと歩まれる卒業生の皆さん、いつまでも応援しています。ご卒業おめでとうございます。

 

 


フラワーアレンジメント 2023.3.2

 3月2日(木)フラワーアレンジメント教室を開きました。今年度は、ボランティアスタッフさん7名をお呼びして、花の説明を聞いたり、活け方を教えていただいたりしました。児童生徒たちは、花の香りを楽しんだり、種類によって異なる花の形や茎の太さなどを観察したりしながら、思い思いのまま活けました。出来上がった児童生徒の作品は学校内に飾り、高等部の卒業式を彩りました。

 

 


全校送別会 2023.3.1

 春の温かさを感じられる気候となった、3月1日に全校送別会を実施しました。
 今年度は、中学部2名、高等部普通科3名、高等部専攻科保健理療科1名の、計6名が卒業を迎えました。卒業生に最後の思い出を作ってもらおうと、歌や楽器演奏、クイズなど、それぞれの学部でお祝いをいしました。送別セレモニーでは、在校生やお世話になった先生から、卒業生一人ひとりに向けて、これまでの感謝と新たな旅立ちへのエールを送りました。
 卒業生のみなさん、滋賀盲で学んだことを生かして、4月からそれぞれの道で頑張ってください。

 

 


木村選手交流会・講演会 2023.2.10

 本校小学部を卒業された木村敬一選手が2020東京パラリンピックで獲得した金メダル、銀メダルを持って、来てくださいました。
 午前中は幼小部の子どもたちとの交流会、午後は講演会と中高部との交流会をしました。
 幼稚部・小学部1年の子どもたちとの交流では、「あくしゅでこんにちは」の歌に合わせて、一人一人握手をして、一緒に写真を撮りました。抱っこしてもらったり、一緒にトランポリンをしたりして楽しみました。小学部1・5年の児童との交流では、木村選手への質問をしました。質問では、小学部の時に使っていた教室や児童数、アメリカでの生活のこと、金メダルを獲得したときの気持ち、そして最後にストレッチを教えてもらいました。木村選手より金メダルをかけてもらい、とびっきりの笑顔で写真を撮りました。


 中高部の生徒たちとの交流会では、木村選手にちなんだイントロクイズや、なわとび対決、当時の寄宿舎生活からの〇×クイズなどで対決しました。なわとび対決では、準備体操をしっかりされたあと、久しぶりのなわとびだと仰いつつも「シュンシュン」と縄が回る良い音が聞こえてきました。その場にいたみんなが、木村選手のなわとびの音に「おー」と歓声をあげていました。メダルを触った生徒たちは、みんな「重い!ずっしりする。」と言っていました。素敵な時間を過ごすことができました。


 気さくな木村選手の人柄に児童生徒たちも引き込まれ、笑顔がいっぱいのひと時となりました。木村選手、本当にありがとうございました。


 講演会には、三日月知事が来校され、児童生徒と 共に木村選手の話しに耳を傾けました。リオデジャネイロパラリンピックの時、できることをすべてしても金メダルに届かなかった苦しみ。アメリカでのトレーニングを積み、やっとの思いで金メダルを獲得した喜びを語ってくださいました。

近畿盲学校卓球大会 2023.2.4

 


 2月4日(木)に福井県立盲学校で行われた近畿盲学校卓球大会に参加しました。
新型コロナウイルス感染症のため3年ぶりの大会で、大雪などの天候状況も心配されましたが、当日は晴天で大会も無事開催されました。日頃の部活動で練習してきたことが上手く活かせず悔しかったり、上手く活かせて嬉しかったり、それぞれが思う存分力を発揮し、落ち着いて楽しく試合に臨むことができました。

 

さわるオーケストラ 2022.12.20

 

 

 12月20日(火)、滋賀大学教育学部附属音楽教育支援センター「おとさぽ」に御協力いただき、「さわるオーケストラ」という音楽会を開きました。近江シンフォニエッタから弦楽器奏者5名と、打楽器奏者の中谷さん、改發さんをお呼びして、弦打7重奏の演奏を楽しみました。プログラムの途中には、ヴァイオリンやチェロ、コントラバスを触って、弦楽器の形や仕組み、音色を学んだり味わったりしました。

 

 


 

 

屋台村 2022.12.6

 

 

 12月16日(金)に屋台村を開きました。新型コロナウイルス感染症対策で、昨年度とは違う形での開催となりましたが、無事開催することができました。生徒たちは、最初は少し緊張している様子でしたが、慣れてくると声も大きくなり、お客さんとのやりとりを楽しむ姿も見られました。屋台村では、自分たちが作ってきた商品を手にとってもらえる喜びや、お客さんの反応を直接感じることができ、大変良い機会となりました。

 


 

 

点字競技会 2022.11.1

 

 

   11月1日は日本点字制定記念日です。この日に合わせて本校では点字競技会を
  行いました。
   最初に点字の歴史や意義についての話を聞き、その後、児童生徒は種目ごとの競技
  に臨みました。
   め書き、五十音書き、転写、聴写、触読の各種目に実態や希望に応じて挑戦しま
  した。
   どんな記録が出ているか、楽しみです!

 


 

 

中高部バス遠足 2022.10.28

 

 

 青空の下、高島市にある「くつきの森」へ行ってきました。
行きのバスの中では、1組と3組の生徒が用意してくれたなぞなぞ大会をして盛り上がりました。

 くつきの森では、バードコール作りをしました。のこぎりを使って木を切ったり、普段使わない珍しい工具を使って穴を開けたりしました。慣れない工具に苦戦する場面もありましたが、できあがったオリジナルバードコールを触ったり、鳴らしたりして嬉しそうな様子が見られました。

 

 昼食は、グリーンパーク想い出の森で、それぞれ好きなメニューを美味しくいただきました。みんな元気に楽しく過ごしました。


 

第61回 文化祭 2022.10.15

 10月15日(土)に文化祭を開催しました。今年度も感染症防止の観点から、幼児・児童・生徒・教職員および保護者の方に参観を制限させていただきました。

★中高ステージ発表 「ライオンキング」 
 ディズニーの「ライオンキング」を滋賀盲バージョンの脚本で劇にしました。シンバの独唱「サークル オブ ライフ」から始まり、父親の王ムファサから禁じられていた場所に友だちのナラと遊びに行きます。そこには、意地悪なスカーとその子分ヒサズーがいて、罠をしかけられるというスリリングな展開でした。シンバは、友だちたちに助けられ、苦難に立ち向かい成長していく姿が印象的な劇に仕上がりました。中高部の7人のメンバーが各役になり切って、自信を持って演技をし、ライオンキングの世界を作り上げていました。

★幼小部ステージ発表 「たけとりものがたり」 
 おじいさんやおばあさんが一生懸命、竹を切って運んでいると、かわいいかぐや姫が登場しました。そのかぐや姫に気に入ってもらおうと、結婚を申し込みに3人の勇者が来ます。幼稚部の3人が仲良く太鼓をたたいて遊んだり、小学部の子たちが三点倒立を見せたり、棒にぶら下がって技を披露しました。その後、仲良くみんなで「にんげんっていいな」を合奏して楽しんでいると、月からの使いがやってきて、かぐや姫を月に連れて帰るといいますが、全員の力でやっつけました。幼小部8人がかわいく、そしてかっこよく、楽しんで演技をすることができました。

 ★有志発表「My Favorite Songs」 
 高等部3年生が好きな曲をメドレーにしてピアノで演奏しました。弾き語りや会場からの手拍子もあって、盛り上がりました。

 ★有志発表「1組バンド!♪」 中高部1組の生徒3人が1学期から練習してきた曲「キセキ」を発表しました。かっこいいドラムや楽しく歌うボーカルに生き生きとした表情の楽しさいっぱいの3人でした。

 ★音楽部発表 
 今年度は4人の少人数ですが、一人ひとりが重要なパートを受け持って演奏しました。充実感いっぱいの発表ができました。

★実行委員企画  
 オープニングの歌を専攻科の生徒を中心に歌いました。毎年恒例のお楽しみクイズでは、なぞなぞとイントロクイズで盛り上がりました。

 今年度の文化祭においても、感染症対策の観点から参観者の人数を制限し、一般への公開は行えませんでした。来年度は、多くの方々に参観していただけることを願っています。

幼小部バス遠足 2022.9.16

 

 

 9月16日金曜日に、日野町にある「グリム冒険の森」にバス遠足に行きました。
幼小部の幼児児童8名が全員元気に参加ができ、にぎやかなバス遠足になりました。
 バスの中では、朝の会をしてみんなで歌を歌って、楽しく過ごしました。
 到着後は、まずは木工体験をしました。キャンドルや木のプレート、貯金箱とそれぞれの作品を木の実や枝を使って、それぞれのデコレーションしていきました。
早く終わった人からアスレチックでも遊びました。


 

 

 

そして、いよいよお待ちかねのお弁当タイム。キャンプ場なので、風が吹いて涼しく、外で食べるお弁当はおいしかったですね。みんなモリモリ食べました。
 午後からは小川やアスレチックで遊びました。あっという間の一日でしたが、初めてバスに乗るお友だちもいて、ドキドキワクワクでした。

              

 

まるわかり盲学校 2022.7.23

 

 

 34名の方に参加いただき、スポーツ、教育、生活、理療の4つの種目から2つ体験していただきました。
 参加者からは、「目の大切さに気付きました」「視覚の大切さを改めて知った」「実際に学校で体験することで学校の雰囲気を感じることができてよかったです」などの感想をいただきました。

 

              

     

 

水泳部 水泳記録会 2022.7.13

 

 

 7月13日(水)放課後に 「自分たちの活動の発表の場とする」「みんなの前で、練習で取り組んだことを出しきる」を目的に水泳記録会を実施しました。参加生徒は3名、25m歩行、25m浮具使用の部浮島リレーを行いました。
 天候にも恵まれ、部員全員が、練習の成果を発揮できました。「楽しかった」「またやりたい」という感想が出ました。

 

フローティングスクール「湖の子」  2022.7.6

 

 

 小学部5年生2名が、フローティングスクール「湖の子(うみのこ)」に乗ってきました!
 台風の影響で出港場所が彦根港から長浜港に変更となりましたが、当日は雨に降られることもなく、船旅を楽しみました。
 参加児童からは、「滋賀の魅力(こだわり米や豚肉などの滋賀でとれた食材)のつまったカツカレー」や「竹生島や多景島展望での観覧車に乗っているような揺れ」が印象に残っていると感想を書いてくれました。他にも湖底の泥の中にいる生き物の観察、漁業の道具の観察など様々な体験をしてきました。

 

スポーツ交流祭 2022.6.23

 

 

 第3回滋賀盲スポーツ交流祭を行いました。声や音を頼りに走る音響走やアイマスクを着用して走る円周走など、様々な競技を行いました。また、ソフトボール・ハンドボール投げでは、次々と好記録が出て、大きな歓声が上がりました。
 全員日頃の練習の成果を存分に発揮することができました。
 生徒会企画では、幼児・児童・生徒が2チームに分かれ、協力してボールを運ぶゲームを行いました。普段の授業では味わえない他学部との交流や緊張感、みんなで協力し合うことなど多くの経験ができました。

 

 

   

 

近盲弁論大会  2022.6.9

 

 

  6月9日(木)に、近畿盲学校弁論大会が行われました。
  校内弁論大会で本校の代表となった2名が、オンラインにて出場し、精一杯の発表をしてくれました。

 

幼小部 親子運動会  2022.6.3

 

 

 6月3日(金)に第一体育館で幼小部親子運動会を行いました。心地よい風が体育館に吹き抜ける中、サーキットや音響走・円周走など、それぞれが目標を持ってゴールを目指しました。
 親子種目では、「運んで運んで」と「バルーン」をしました。今年度は人数も多く、大いに盛り上がる運動会となりました。
 閉会式では、金メダルを校長先生から受け取り、幼児児童も素敵な笑顔を見せてくれました。

 

校内弁論大会  2022.5.11

 

 

 穏やかな天候の中、第一体育館にて、5・6限目に行いました。
 最初に、スピーチ部門の3名が、夢や目標、好きなことについて思いや考えを、精一杯発表しました。
 続いて、弁論部門が行われ、普通科の2名、次に理療科の6名が、事前に書いた原稿に沿って弁論を行いました。
 弁士は、審査委員や観衆を前に緊張しながらも、大きな声で語りかけました。
自分が置かれている状況や障害のこと、そして、将来の夢や目標のこと。それぞれの思いをエピソードをまじえて伝えました。
 優勝した2名は、本校の代表として近畿盲学校弁論大会に出場します。

 

幼小部 春の遠足  2022.4.28

 

 

 今年は幼稚部3名、小学部1年生3名、5年生2名の計8名の幼小部となり、教員も加えて16名での遠足を計画していましたが、児童5名での実施となりました。
 当日は遠足日和!!とばかり、ピカピカお日様、さわやかな風を感じられるいい日となりました。最高学年となる5年生を班長、副班長としながら、かけ声をかけて出発。途中の信号でペースを合わせながら、目的地の福満公園へ向かいました。
 公園では、鳥のさえずりや電車の音を聞きながら、それぞれに遊具を楽しみました。半日とわずかな時間でしたが、楽しいひとときを過ごせました。

 

 

寄宿舎 新入舎生歓迎会  2022.4.11

 

 4月11日(月)に寄宿舎新入生歓迎会を行いました。夕食は特別メニューで、おいしい食事をとった後、仲間や職員の紹介をしました。今年度は小学部1名の新入舎生を迎え、合計7名の寄宿舎生活をスタートします!!

 

 

 

 

 

 

2022年度入学式 小学部・高等部(4/8) 幼稚部(4/12)

 

 4月8日に小学部・高等部の入学式を行い、小学部3名、高等部普通科1名、専攻科保健理療科1名、専攻科理療科2名の計7名の児童・生徒が入学されました。学部長の呼名後、一人ひとりがしっかり返事をしたり、抱負を語ったりと、希望や目的をもって本校に来られたことが伝わる式となりました。
 また、12日には幼稚部の入学式が行われ、3歳児2名が入学されました。お母さんに抱っこされたり、手をぎゅっとにぎってもらったりしてドキドキしながらの入場でしたが、呼名では上手に返事ができました。歓迎の言葉では小学部の5年生が「私たちは小学部の先輩です」「困ったときはいつでも聞いてくださいね」とやさしく話をしてくれました。
 今年度も新入生のみなさんの思いを支援できるように、教職員一同、気持ちを新たに頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。