2024年度幼稚部修了式
第97回高等部卒業証書並びに修了証書授与式
全校送別会
近盲卓球大会
2月5日(水)大阪北視覚特別支援学校を会場に、第69回近畿盲学校STT(サウンドテーブルテニス)大会が行われ、
滋賀盲からは普通科2年の辻󠄀翔太さん、3年の高橋俊介さんが出場しました。2人とも昨年の大会の経験をもとに、
11月から練習を始め、当日に臨みました。結果は辻󠄀さんは1回戦で大阪南の選手に敗れ、高橋さんは1回戦は福井の選手に
フルセットの末に勝利し、2回戦で兵庫の選手にフルセットの末、敗れました。緊張感の中、試合後は悔しさの中に、
やり切った満足感も感じられました。当日は雪が舞う寒い日でしたが、試合の後には、同じ雪の多い福井盲の選手と
記念撮影をするなど、スポーツを通じて交流を深めることもできました。

寄宿舎 新年会(餅つき)
3学期初日の1月7日(火)に寄宿舎で新年会をしました。メインは餅つきです。小学部生から理療科生まで集まり、
みんなでお餅をつきました。理療科の大人の方が、小学部生といっしょにお餅をつくほのぼのとしたシーンがあったり、
校長先生や教頭先生など、学部の先生もついてくれたりして、「ヨイショ!」のかけ声のなか、たくさんのお餅ができあがりました。
ついたお餅はその場で丸め、醤油、きな粉、あんこの中からそれぞれ好きなものを選んでいただきました。やはり、
つきたてのお餅は格別でした!
最後は、餅つきの由来を聞いたり、みんなの新年の抱負を話したりして、新年会は終わりました。冬休みあけで久しぶりに
顔を合わせましたが、みんなの笑顔がたくさん見られました。

中高屋台村
幼小バス遠足
点字競技会
今年も例年のように日本点字制定記念日に因んで11月1日に校内点字競技会を行いました。最初に点字の歴史についての
話を聞きました。ルイ・ブライユの考案された6点点字から日本点字の父と呼ばれる石川倉次によって日本の点字がどのように
提案されたかについて知ることができました。また、投票場に自分が使い慣れている点字板でも投票できることなど点字の意義
についての話がありました。
その後、体験を含めた5種目(め書き、五十音書き、聴写、転写、触読あ)の競技に入りました。最初は、め書き競技です。
点字板を用いて2分間でいくつのめが書けるかを競います。全員で書き終えた後、体験コースと競技コースに分かれます。
体験コースは五十音書きの練習をしてから協議に臨みます。希望者による競技コースでは五十音の書き取り競技、文章の朗読を
聴きながらその内容を点字に書き取っていく聴写競技、点字および拡大文字の文章を渡されて、どれだけ書き写せるかを競う
転写競技、点字で書かれた文書をとこまで読めるかを競う触読協議へと進んでいきました。
このように、体験して点字に親しみ、また日ごろの点字の技を競い合う充実した競技会となりました。

中高 遠足
文化祭
幼小部
今年度の幼小部のステージ発表では、幼稚部は、劇『かえるのおひっこし』、小学部は劇『三年とうげ』に取り組みました。
それぞれの持てる力を最大限に生かし、かわいらしい、そしてたくましく凛々しい姿を見せてくれました。

中高部
今年の文化祭では演劇に取り組みました。3組の生徒たちが中心となって、題材から、セリフ・場面まで話し合って考えました。
「中高みんながやりたいことを取り入れて完成させよう。」という目標の下で練習を積み重ねました。1・2組は、セリフ覚えと
ダンス、3組はナレーターやセリフの掛け合いを中心に頑張りました。本番では、一人ひとりが練習の成果を大いに発揮し、観客の
皆さんからたくさんの拍手をもらうことができ、「みんなで頑張れて良かった。」と振り返ることができました。

理療科
理療科は、クイックマッサージをしました。1年生は受付を担当して、2・3年生が施術を担当しました。希望者は抽選を行い、
たくさんの方が来てくださりました。施術は、緊張しつつも日頃の実技の成果を発揮することができ、また多くの人と関わることが
できて大変勉強になりました。ありがとうございました。
寄宿舎 お月見会
まるわかり盲学校
7月30日(火)に「まるわかり盲学校」を開催しました。「まるわかり盲学校」は、地域の方に、視覚障害者の世界を
体験し、盲学校のことを知る機会や障害者理解につながることを目的にし、今年で8回目の開催となりました。今年度は
昨年に引き続き県内の高校生を対象とし、4校19名の生徒が参加してくれました。
当日は、スポーツ(ゴールボール)、生活(ロービジョン体験)、教育(点字体験)の3つの分野に分かれての体験と、
理療科の先生から視覚障害についての体験談を聞かせていただきました。今回体験してくれた生徒たちが家族や友達など
たくさんの人に気づいたことや感じたことを伝えてくれ、視覚障害者理解がひろがるといいなと感じました。
※事業の詳細は県ホームページからご確認ください。今後も皆様からの御寄附をよろしくお願いします。

「県立学校応援寄附事業」に関わる報告
寄宿舎 七夕会
7月8日(月)に、一日遅れではありますが、寄宿舎で『七夕会』をしました。当日までに
短冊になる紙(半紙に絵の具で色をつけました)や飾りをみんなで作っています。昨年までは寄宿舎生と
職員だけでしたが、今年は通学生や学部の先生にも書いてもらおうと、全校に短冊を配ってまわりました。
たくさんの短冊が集まり、笹に飾り付けました。七夕会当日は、通学生も1名参加してくれ、浴衣姿を
披露してくれました!みんなで七夕の歌を歌い、冷たいおやつをいただきながら、『みんな元気に過ごせますように』
『有名なピアニストになりたいです』『たっきゅうがつよくなりますように』等、短冊に書かれた願い事を紹介して
もらいました。たくさんおしゃべりもはずみ、あっという間に終わりの時間になりました。願い事、叶うといいですね。

幼小親子運動会
近畿盲学校弁論大会
ホールの子
校内弁論大会
5月15日(水)心地よい日よりの中、第1体育館にて5・6限目に行われました。最初に、スピーチ部門の
1名が、目標について思いや考えを、精一杯発表しました。続いて、弁論部門が行われました。
中高普通科から3名、理療科から8名、計11名の生徒が弁論を行いました。
弁士は、演台上で審査委員や観衆を前に緊張しながらも、大きな声で語りかけました。自分が置かれている状況や
障害のこと、そして、将来の夢や目標について、また家族や友達など自身の周りの人たちとの関わり方など、それぞれの
思いをエピソードをまじえて伝えました。審査の結果、弁論部門は、高等部保健理療科1年の1名が優勝し、スピーチ部門の
1名とともに表彰されました。本校の代表として、弁論部門優勝者が近畿盲学校弁論大会に出場することになりました。

2024年度 幼稚部入学式
2024年度 小学部・中学部・高等部入学式、1学期始業式・着任式
さくら咲き誇る暖かな陽気のもと、小学部1名、中学部2名、高等部保健理療科1名、専攻科保健理療科1名の
5名の新入生を迎え、今年度の入学式を挙行しました。呼名された新入児童生徒は「ハイ!」と元気に返事をして
新たな学校生活へ向けての抱負を述べました。校長から入学許可と共に「いま述べた抱負を忘れずに頑張ってください」
との激励を受け、本校の一員として迎え入れられました。入学式に続いて、1学期の始業式と、今年度新たに来られた
職員の着任式を行いました。今年度は7名の職員を迎え、一言ずつ挨拶をされました。
始業式では、小学部4年に転校してきた児童の紹介も行い、今年度のスタートを切りました。